香川県高松市の歯医者

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■3Mix-Mp法 (病巣無菌化組織修復療法)

3Mix-MP療法とは、
むし歯を削ったり歯髄(=歯の神経)を取るこれまでの歯科治療でなく、生体の治る力を引き出して病巣組織を修復する歯科治療で、口腔内病巣に生息している全ての細菌を殺菌できる3Mixという薬剤(新潟大学 星野悦郎教授の研究)を用い、宮城県仙台市の歯科医である宅重豊彦先生がその治療法を確立したものです。

私は、正規の3Mix-MP法の実習セミナーを受講し、3Mix-MP法を研究する学会「LSTR療法学会」、に入会しており当医院の3mix-MP法は宅重先生の治療法に基づき行っております。

3Mixとは3種類の薬剤を混ぜ合わせるという意味ですが、その3種の抗菌剤、抗生物質とは、 メトロニダゾール+シプロキサン+ミノサイクリンの3種類の抗菌剤で、それぞれ内科や産婦人科で飲み薬として使っている薬で、それぞれの薬の安全性は確認されており、副作用が起こった例はいまだに報告されていません。
また、実際使う量は1錠の1/100程度の極少量です。しかしながら、これらの薬剤を混合したものは、医薬品として認可されていません。

Mix−MP法の長所
@ 歯を削る量が少なくてすみ、麻酔も要らないことも多い。
A 通常では、神経を取る診断でも、神経を残せる可能性が増大する。
B 治療が短期間で終えることができる。
C 病巣が大きく、通常は抜歯の診断でも、抜歯しないで残せる選択肢となる。
 などの利点があります。
 
Mix−MP法の短所
@ごくまれに痛みが出る場合がある。
Aまれに歯が変色するときがあります
B抗菌剤にアレルギーがある場合いは患者様の安全を守るために使用できません
C保険適用外・・・当医院では3mixーMP法の特別料金は頂いておりません。

Mix−MP法の限界について
3mix−MPは万能の治療薬ではありません。やむ終えず通常の処置となる場合もあります。3Mix−MP法により、歯を削ったり、神経を取る機会は減りましたが、どんな治療法にも適応と限界があります。

当医院での使用実績と考え方について
成功率はかなり高く(成功率は90%以上)、飛躍的に歯髄を保存出来る確率が高くなりましたが、3mixを使用しても予後不良となり、結局神経を抜かなければならなかったケースも残念ですが発生しました。
以上のことから、今現在は乳歯には適用していませんが3mix−MPを使用できない場合や使う必要のない場合を除き、利点、欠点、限界をご説明した上でご同意が得られれば積極的に治療に取り入れております。
ただし、3mixを使用しても予後不良で結局神経を抜かなければならない場合もありますのでその場合は残念ですがあきらめて下さい。

よく聞かれる質問
1. 歯を削らない  少しですが削る道具をほとんどの場合に使います。
2. 痛くない 場合によっては治療中治療後に痛みがあります。
3. 麻酔をしない  浅ければいいのですが、症状によっては必要です。
4. 1回で終わる  虫歯が深い時や治療内容によっては数回必要です。
5. 保険適用外 3mixーMP法の特別料金は頂いておりません。
6. 薬を塗るだけで終わる  多少は削ります。型をとつたり詰めたりします。
7. 歯が再生する  エナメル質は再生しません。象牙質は再生する可能性が高いです。
8. 再発しない虫歯治療法 歯を磨かないと新しく虫歯ができます。
9. 歯を抜かない  歯を抜かずにすむ場合が多くなります。

三谷歯科医院

所在地:香川県高松市内町1番5号
TEL :(087)821−5474

JR高松より徒歩7分、高松空港より バス40分

1階駐車場が満車の場合オレンジパーキングさんか丸の内パーキングさんをご利用下さい。受付にて診療時間分のチケットを差し上げます。


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