■再石灰化の促進
唾液はカルシウムイオン・リン酸イオンの供給源となり、エナメル質表面の脱灰部分を再石灰化によって常時修復して歯を守っています。 |
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■プラーク中のPH(酸性)を中性に戻します |
酸の産生
飲食をすると、プラーク中の細菌により酸が作られます。その酸によりプラーク中のPHは酸性に傾きます。
脱灰現象の始まりです。 |
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浄化作用
唾液の流れにより、作り出された酸や細菌のエネルギー源となる糖分を洗い流します。 |
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緩衝作用
唾液中の重炭酸イオンによる緩衝作用により、プラーク中のPHが上昇します。 (細菌が作り出した酸により、プラーク中のPHが酸性に傾いていたものを中和します 。) |
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唾液の分泌は、よく噛むことで促進されます。よく噛んで食事をすると浄化作用がうまく働き、緩衝作用の強い唾液が増えます。ここで間違ってはいけないのは、「よく噛む=硬い物を噛む」ことではありません。お魚・お肉・野菜・ご飯・普段の食事をよく噛み味わいながら食べる事がとても大切なのです。リズミカルに一日30回が目標です。 |
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