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【前歯と奥歯の関係 】前歯と奥歯は互いに助け合っています。

ある日突然、前歯が1本なくなってしまったらどうしますか?
慌てて歯医者さんへ…という方が多いかもしれません。前歯のない顔はなんとなくしまりがなく見え、しゃべりにくいものです。では、奥歯だったらどうするでしょうか?
もちろん、歯医者さんへ行かれる方もいると思いますが、そのままにしてしまう方も少なくないはずです。右の歯がなくなって噛みづらいけど、左で噛めるからまぁいいか…と思ってそのままにしてしまう方もいるのではないでしょうか。奥歯のトラブルにちょっと、鈍感になっているところはありませんか?


■前歯と奥歯の関係■

前歯の働き→食べ物を噛み切ったり、発音を助けたり、口元の美しさを保つ働きがあります。
奥歯の働き→食べ物を噛み砕き、すりつぶして消化吸収を助けます。


前歯にも奥歯にもそれぞれの働きがあり、互いにバランスをとっています。虫歯や抜けたままの歯があって、奥歯でうまく噛めないと奥歯の働きが十分に行なわれないため、そのしわ寄せが前歯に出てきてしまいます。前歯がグラグラしてきたり、歯並びがおかしくなったり、出っ歯になってしまったり…。同じ様に、前歯の働きが充分に発揮できなければ奥歯にも影響します。前歯と奥歯がそれぞれ充分に役目を果たすことで、前歯は奥歯を、奥歯は前歯を助け、負担がかかり過ぎないようにお互いを守っているのです。

奥歯が美しい顔を作る…?!■

口元の印象は、皆さんの顔や表情を左右します。前歯はその口元を作り出す大きなポイントになる歯です。しかし、あまり知られてはいないのですが、奥歯も顔の形・表情にとても大きく影響しているのです。奥歯がしっかり噛み、充分に機能することで、顔の周りの筋肉が鍛えられ、張りのある素敵な顔や表情を作り出します。前歯・奥歯の両方が生き生きとした美しい顔を作り出すのです。

噛む回数を増やす■

咀嚼の基本は毎日の食生活にあります。軟食の時代といわれ、あまり噛まなくても飲み込めるような食事が多くなり、調理方法も細かく食べやすいようにと変わってきました。また、食事中にたくさんの水分を取り、流し込んでいるような光景も見られあまり噛む事をしなくなりました。よく噛む=硬いものを噛むと考えがちですが、決してそうではありません。食材を大きく切ったり、加熱時間を変えてみたり(生の千切りキャベツよりも加熱したキャベツの方が噛む回数は少なくなります)、水分の少ないビスケットなどは良く噛まないとなかなか飲み込むことができず自然と噛む回数が増えます。よく噛むことに影響を与えるのは1加熱時間・2切り方・3水分といわれています。食材の選び方や・調理方法を工夫して正しい食生活を送る事により、自然に上手に噛む事ができ、噛む力も強くなります。

姿勢を正しく■

食事中の姿勢は重要です。現代ではテーブルと椅子の生活習慣が主流になりました。食事中、床に足が着かずブラブラしているようでは体のバランスがtれず、猫背になってしまい噛むのに力が入りません。床に足をしっかり着け、または正座でも姿勢は良くなります。テレビを見ながら食事をとる光景もよく見られますが、食事に集中できず噛む事がおろそかになりがちです。姿勢を崩す大きな原因にもなってしまいます。正しい姿勢と、正しい食生活が口腔機能を育て、成長させます。

顎を育てる■

よく運動すると、骨にはたくさんのカルシウムが取り入れられ太く丈夫な骨になります。
顎の骨も同様でよく噛むことにより運動量が増加し、大きく成長します。咀嚼は、顎にとって良い運動なのです。

脳への刺激■

よく噛むことは脳を刺激し、脳の血液循環をよくし働きを活発にします。その結果、情緒が安定し考察力・学習能力を高めます。


※咀嚼は乳幼児期からの訓練の積み重ねで得られる、とても大切な人間の機能です。小さい頃から、あまり噛む事をせずに育った結果として噛まない子供が多くなってきています。いいえ、噛めない子供・噛もうとしない子供と言った方がいいかもしれません。咀嚼を邪魔するような生活習慣がもしあるのならば、それを改善することも大切です。


三谷歯科医院

所在地:香川県高松市内町1番5号
TEL :(087)821−5474

JR高松より徒歩7分、高松空港より バス40分

1階駐車場が満車の場合オレンジパーキングさんか丸の内パーキングさんをご利用下さい。受付にて診療時間分のチケットを差し上げます。


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