歯医者さんに行こう　歯の神経

■【歯の神経】→

歯の真中には歯の神経があります。神経の中には、根尖（根っこの先端）から
血管・リンパ管・神経線維などが入り込んでいて、歯に栄養を送る大切な働きがあります。

■歯の神経は・・
　　→甘いものや冷たいものにしみたり、痛みを感じたり、歯にトラブルが起きたことを知らせます。
　　→歯に

栄養を送り、硬い物を噛んだりしても簡単に割れてしまわないよう丈夫にします。

虫歯の治療をしているとしばしばあるのですが、見た目にはさほど大きな虫歯には見えなくても、治療を始めると想像以上に虫歯が進行していて、神経の近くまで削らなくてはいけないことがあります。
このような場合、神経を保護するため薬をつめます。
治療後、多少の痛みが出たり、冷たいものに敏感になったりすることもあります。不快な症状が出てしまうことがありますが、日常生活に支障がないようであれば、除所にそれらの症状も落ち着くはずです。歯も神経も守ろうとして自ら第２象牙質という神経を保護する層をつくります。
　人によって、症状の現れ方・程度、症状が落ち着くまでの期間などは違います。
歯の神経はなるべく残す方がメリットは大きいのです。歯の神経を失うことで歯の寿命はグンと縮まってしまいます。そのような理由から、慎重に治療を行ないたいと考えております。皆様方には、不快な思いをさせてしまう場合もありますが、一度失った神経は元に戻せません。そのことをご理解いただきたいと思います。
　

ご注意ください！！

再治療を繰り返せば、歯の神経を失うことになります。
そうならないようにするためには、歯のかぶせ物がしっかり適合していること・虫歯を予防することが重要です。プラークコントロールや、食生活に注意し、定期的な検診を受けることも大切です。
まれに、不快症状が続く場合や・ひどくなる事があります。そのときは神経を取らなくてはいけません。そのような場合は、すぐにご連絡ください。

香川県高松市の歯医者

三谷歯科医院